
結婚相談所での婚活に恋愛感情は必要!?
「結婚相談所は結婚相手を見つける場所であって、恋人を見つける場所ではない」
ネットのQ&Aサイトなどで、このようなことを見かけることがあります。
心がドキドキするような相手よりも、より良い結婚生活を過ごせそうな人を選ぶべきという人もいるくらいです。
これって本当にそうでしょうか?
究極の選択で考えれば、
年収250万円のフリーターだけど心がときめく同年代の男性
OR
年収3000万円だけどドキドキ感が全く感じられない年上の男性
のどっちを選びますか?
いろいろな考えがあると思います。
- ・心がときめいているのも最初のうちだけだよ
- ・低年収だと生活が苦しくて、どんどん気持ちも覚めていくよ
- ・好きでもない人と一緒に生活するのは苦痛
- ・最初は好きでなくても、一緒にいるうちに好きになれるかも
どの考えも間違ってないけど、どれか1つが正解という訳でもなさそうなんですよね。
結婚してもからもずっと心ときめく生活を過ごす人もいるだろうし、お金のない生活に嫌気がさしてすぐに気持ちが冷めちゃう人もいますもんね。
こればっかりは実際にその状況で時間が経過しないと、答えは分かりません。
だったら分からないことをアレコレ考えても仕方ないですよね。
いくら考えても答えは分からないんだから。
では、どのように考えればいいのでしょうか?
結婚相談所の出会いの特徴を理解しよう
結婚相談所での出会いは、昔のお見合い結婚に近い出会いです。
「写真や釣書(個人情報)」で紹介されて知らない者同士が出会うために、最初の時点では相手を知ることからスタートします。
一方で、恋愛結婚は日々の生活の中で相手に好意を寄せることからスタートし、相手のことを知るごとにドキドキが高まり恋愛へと発展していきます。
結婚相談所での出会いは、同じクラスで一緒になった4月の新学期のような状態です。
お互いまだ何者かも分からずに、ソワソワしているような感じです。
本当だったらお互いのことを知る時間を掛けられればいいんだけど、結婚相談所ではそうもいかないですよね。
年齢的な焦りだったり早く結婚したいというプレッシャーが、婚活しているあなたにのしかかっていますもんね。
現実をみると、結婚しても離婚する夫婦は3組に1組まで増えています。
結婚前と結婚後での生活環境や心境の変化が原因で離婚してしまうのですが、これもやっぱり結婚してみないと分からないことです。
日本でも離婚歴のある人は珍しくなくなり、昔のような負のイメージも少なくなってきました。
離婚してもいいからと気軽に結婚をすすめる訳ではありませんが、失敗を気にし過ぎて行動できないのはもったいない話です。
「絶対失敗したくない」という思いが強ければ強いほど、相手選びに慎重になってしまことになり結婚が遠くなっちゃいます。
婚活においてのお相手選びは、慎重さと大胆さのバランスが大切です。
そのバランスこそが、恋愛感情(=大胆さ)とお見合い感覚(=慎重さ)と同じことだと思います。
ドキドキする恋愛感情だけでもダメだし、打算的な将来設計だけでもダメだということです。
◆ドキドキはいつ始まるか分からない
結婚相談所での婚活にも恋愛感情は必要だけど、それは出会ってすぐに感じドキドキかもしれないし、もっと時間が経ってからのドキドキかもしれません。
ドキドキする恋愛感情はいつ起こるか分からないので、まずは生理的に受付けない相手でなければ関係を続けてみることをオススメします。
何度か会ううちに、ちょっとしたドキドキの芽生えを見つけることができるかもしれないから。
「会いたくない」「受付けられない部分がある」という気持ちが無くならないようなら、交際をお断りすればいいです。
相手に悪いと思わないでも大丈夫です。
断ったり断られたりすることは、婚活では必ずあることですから。
結局のところは・・・、
結婚相談所での婚活に恋愛感情は必要かというと、恋愛感情はあった方が結婚への道は近くなります。
しかし、すぐに恋愛感情を持てなくてもいいんです。
時間が経過していくうちに、お互いを分かり合えることが増えていきます。
その一つ一つがドキドキの芽生えになり、いつの間にか気になる存在になっているかもしれません。
結婚相談所で婚活していて恋愛感情を持てない相手と交際している方もいるかと思いますが、心配しなくても大丈夫です。
焦らずに先入観を捨てて相手のことを知ろうとすれば、今までと違う相手の姿を発見できるかもしれませんよ。